悲しみの国作業日誌・予告篇

萩尾望都先生のポーの一族を読みながら、中央線に揺られて朝から国立へ。
ニコニコ堂のご主人の長嶋さんのバンド「悲しみの国」のジャケットに使う(かもしれない)
素材の撮影に。。。
「悲しみの国」の音楽については、ひとくちには語れない。
今までに聴いたことがあったような、なかったような不思議な感じがする。
ロックなのか、何なのか。。。
当レーベルより発売予定ですが、少しづつ時間をかけて制作していこうと思っております。
ところで、なぜ、「ポーの一族」かってぇと、「悲しみの国」の曲の中に
「バンパネラ」が出てくるから。バンパネラ=人知れず、永遠の時を生きつづける吸血鬼。

ニコニコ堂に到着。

懐かしいストーブの匂いがする。
大好物のロマンポルノのポスターのはじめて交渉のお話に来た日に
いっぱい売ってもらった。

長嶋さんが御自分で書いていたというロックコンサートのシルクスクリーンのポスター
を確認中の名久井直子さん。(ガレージにて。)
数々のベストセラー作家の方の本を装丁されている超ご多忙な名久井さんに「悲しみの国」の
CDをデザインしていただけることになった。
名久井さんの装丁は、すごく素敵で文字や紙質も含め、手触りで感じることができる気がして大好きです。
すごく楽しみ。
ニコニコ堂には大学生のときからいらしているという。長嶋さんとの会話も楽しい。

壁にかかった(貼ってある?)不思議な時計。

シュールレアリスム?

こいつは何者だろう?
古いピアノの上で踊っている。

大急ぎで撮影を終えて、昼過ぎに解散。
西荻駅で降りてめがねくんの前を通り過ぎ、スタジオに入って確認作業。
猛スピードで新宿へ。そして夕方には六本木へ。

根本敬さん、湯浅学さんのラジオ番組「ドントパスミーバイ〜明日への願い」の
復活〜第一回めの公開収録のため六本木の「新世界」へ向かう。
六本木に着いたとたん、絶対忘れてはならないものを忘れてきたことに気づき、青ざめる。。
駅周辺には売っていないだろう。。多分ヒルズにも。。。
地上に出て、交番へ。
だいぶ離れた場所にあるかもしれない。。。という情報を仕入れるも、
「!!」という直感が走り、信号を渡るも、すぐ傍のとある老舗店に入る。お店のおばちゃんに、
「コレコレこういうものを。。。」と説明したら、「ありますよ〜」とすんなりゲット。
髪一発であった。

ひと安心し、ぎりぎりの時間に会場いりし、DJの永田一直さんと音合わせ。
今夜も「荒野のブルース」はディレイバリバリ。
「だが、、、わたしは、この、一見クレイジーな孤独が嫌いではない」
楽屋にて、強力なタニマチである華谷先生から差し入れいただいた苺大福と湯浅さん。
楽屋は人がギューギューで、その隅で化粧などしていると、
ドサ廻りにでも来ているような気分で楽しくなってキタ。

わーすれられないの〜あ〜のひとが好きよー♪
YUYA 裕也さん。白竜の「誰のためでもない」レゲエバージョンを聴きながら
本番中にパチリしました。やっぱ任侠ですよ。任侠。
白竜の唄聴きながら、「十階のモスキート」のラストシーンの裕也さんのふてぶてしい表情を思い出し、
LOVE

潤ますみ「裏町巡礼歌」
「生まれたところが線路ぎわ」まさにあばずれ晩歌、、、
寺山修司作詞。映画「玉割人ゆき」等、ハードな役どころと幼女のような声のギャップが
唄の怖さを増幅させる。
名曲「新小岩から亀戸へ」はニューアルバムでカバーさせていただいたのですが、
ほんとうに凄い詩の世界。(こちらは寺山さんではありません)
「鶯谷の喫茶店 山谷の街を歩いたわ 泣きながら朝を迎えた 十七の頃」
「赤羽、王子、池袋 アパート変えて店を変え 男を渡り歩いた 十八の頃」
「新大久保を抜け出して 蒲田のパチンコ屋の屋根裏で ひとりになった 四畳半 十九の春に」
番組のはじまりに唄わせていただきました。

根本さんと湯浅さんと鸚鵡ちゃんと。
韓国の「ミミシスターズ」の「ダイナマイト少女」にぶっとび、
森進一の唄う♪うさぎ 追いし かのやま〜♪にしみじみと聴き入り、
覚えきれないほど、ほかにもいっぱいいい曲がかかったあっというまの三時間。
ラスト近くにかかった伏見直樹さんの「十字架」は衝撃だった。
ペギー葉山さんの唄うあの有名な「ラノビア」と同じ曲とはおもえない
ぶっとんだ歌唱。〜わたしは知っている アヴェ マリア〜
一部は番組の企画会議とオーディション。
前回、ゲストで呼んでいただいたときに、おふたりの発する電波にすっかりヤラレテしまい、
アシスタントに志願していたところで、そのオーディションにも無事合格。
脳内麻薬が放出されっぱなしの夜でした。
アシスタントとして土曜の深夜、半蔵門に通います。

そのまま、深夜まで打ち上げ(のようなもの)
私を除く皆さんは前日もここにいたらしい。ギャランティーク和恵ちゃんのリサイタル帰りに。
和恵ちゃん本人も来てくれていて、みなさん玄人ばかりで、
ディープな噺が止まらず、酒も止まらず、深夜タクシーにて新宿まで。
なんだか中学生のときの深夜徘徊の気分で御座いました。「和恵、、、後は頼んだわヨー」

翌日、打ち上げにもご参加いただきましたトニー吉田先輩から素晴らしい贈り物がお店に
届いておりました!
「魅惑のムード・秘宝館 六枚組ボックスセット」
こんな素晴らしい箱を聴かずにいたなんて。。。
(存在しているのは知っていたけど持っていなかった。。。のをご親切に。。送って
いただいたことに感謝)
選曲・監修・解説を担当した吉田先輩いわく、「偶然だが、煩悩の数と同じ108曲」「ひとりひとり、背中を流す
ような気持ちで書いた」と。
解説も1曲に1ページ使い、ジャケ写もあり、丁寧に子悪魔たちそれぞれの出自も記され、愛を超えた恐ろしさすら感
じる。
アナーキーな団地妻白川和子さんの唄声が聴けて嬉しい。
ジャケットには団鬼六さんの表紙で知られる山本タカトさんの絵画。デザインは秘密博士ちゃん。

田口久美の唄う「めくるめく季節」ロマンポルノ「東京エマニエル夫人・個人教授」の主題歌。
この時間の陽射しとよく似合う。女優さんのうたう唄は、官能的だけど、うら淋しさもあり、かつアナーキーな匂い
も感じる。
夕方の西陽の射すひとときに繰り返し聴いているとヤバイくらいに中毒になってしまう素晴らしい箱。
逢う魔が時に聴きたい、美しくも可愛く、薄幸に見えてしたたかな女たちが唄う愛の聖書。
観音菩薩様。

番外編。
ふらり、訪れた阿佐ヶ谷の映画館にて。
「昭和元禄TOKYO106×年」謎のドキュメント風モノクロ映画と
「盛り場流れ唄・新宿の女」を続けて二本見る。
都電あとや西口やモザイク通り、新宿の盛り場がいっぱい映る。新宿が好き、というせりふが何
回も出てくる。川内広範原作のこれでもかというくらいの泥沼、波乱万丈でもりだくさんな内容。
このあとデリシャのハイヂちゃんと約束していたのだが、
ふと、久しぶりに「山路」にいこうかと思う。

「山路」のトイレには、なぜかまな板が二枚。
あいうえお、かいきけこ、、、がなぜか貼ってある。
歌謡曲を次から次へと爆音のものすごくいい音で聴く。
「ここまでいけば、芸術だと思うわよ」と久しぶりのよしこ様。
ちあきなおみの「普通じゃない」は山路で聞くとなおさら「普通じゃない」
山路おそるべし。
「ようこ、あんたあたしに何求めてんの?芸を求めてるんでしょ」
図星です。
「あたしは自然にいきたいの、流れがあるの」
と言いつつショータイムがはじまり、ひばりちゃんと林与一の「お島千太郎」
からマイケル・ジャクソンまでセクシーな舞を爆音で魅せてくださいました。
よしこさんには包丁がよく似合う。
ハイヂちゃんと入れ替わりに登場した永田さんもいつのまにかいなくなり、
気づいたら朝六時。
そうとう呑んでも山路では悪酔いはしない。
阿佐ヶ谷の母。山路のよしこ様。
性別を超えて、年齢を超えて、涙を超えて、時空を超えて、、、
懐かしさや郷愁が銀河系の果てからやってくる、、、、
「ようこー」とドデカイ声がスターロードにこだまする。
もう電車動いてるからね、、、
三年に一度の「山路」詣でが終わった。。

萩尾望都先生のポーの一族を読みながら、中央線に揺られて朝から国立へ。
ニコニコ堂のご主人の長嶋さんのバンド「悲しみの国」のジャケットに使う(かもしれない)
素材の撮影に。。。
「悲しみの国」の音楽については、ひとくちには語れない。
今までに聴いたことがあったような、なかったような不思議な感じがする。
ロックなのか、何なのか。。。
当レーベルより発売予定ですが、少しづつ時間をかけて制作していこうと思っております。
ところで、なぜ、「ポーの一族」かってぇと、「悲しみの国」の曲の中に
「バンパネラ」が出てくるから。バンパネラ=人知れず、永遠の時を生きつづける吸血鬼。

ニコニコ堂に到着。

懐かしいストーブの匂いがする。
大好物のロマンポルノのポスターのはじめて交渉のお話に来た日に
いっぱい売ってもらった。

長嶋さんが御自分で書いていたというロックコンサートのシルクスクリーンのポスター
を確認中の名久井直子さん。(ガレージにて。)
数々のベストセラー作家の方の本を装丁されている超ご多忙な名久井さんに「悲しみの国」の
CDをデザインしていただけることになった。
名久井さんの装丁は、すごく素敵で文字や紙質も含め、手触りで感じることができる気がして大好きです。
すごく楽しみ。
ニコニコ堂には大学生のときからいらしているという。長嶋さんとの会話も楽しい。

壁にかかった(貼ってある?)不思議な時計。

シュールレアリスム?

こいつは何者だろう?
古いピアノの上で踊っている。

大急ぎで撮影を終えて、昼過ぎに解散。
西荻駅で降りてめがねくんの前を通り過ぎ、スタジオに入って確認作業。
猛スピードで新宿へ。そして夕方には六本木へ。

根本敬さん、湯浅学さんのラジオ番組「ドントパスミーバイ〜明日への願い」の
復活〜第一回めの公開収録のため六本木の「新世界」へ向かう。
六本木に着いたとたん、絶対忘れてはならないものを忘れてきたことに気づき、青ざめる。。
駅周辺には売っていないだろう。。多分ヒルズにも。。。
地上に出て、交番へ。
だいぶ離れた場所にあるかもしれない。。。という情報を仕入れるも、
「!!」という直感が走り、信号を渡るも、すぐ傍のとある老舗店に入る。お店のおばちゃんに、
「コレコレこういうものを。。。」と説明したら、「ありますよ〜」とすんなりゲット。
髪一発であった。

ひと安心し、ぎりぎりの時間に会場いりし、DJの永田一直さんと音合わせ。
今夜も「荒野のブルース」はディレイバリバリ。
「だが、、、わたしは、この、一見クレイジーな孤独が嫌いではない」
楽屋にて、強力なタニマチである華谷先生から差し入れいただいた苺大福と湯浅さん。
楽屋は人がギューギューで、その隅で化粧などしていると、
ドサ廻りにでも来ているような気分で楽しくなってキタ。

わーすれられないの〜あ〜のひとが好きよー♪
YUYA 裕也さん。白竜の「誰のためでもない」レゲエバージョンを聴きながら
本番中にパチリしました。やっぱ任侠ですよ。任侠。
白竜の唄聴きながら、「十階のモスキート」のラストシーンの裕也さんのふてぶてしい表情を思い出し、
LOVE

潤ますみ「裏町巡礼歌」
「生まれたところが線路ぎわ」まさにあばずれ晩歌、、、
寺山修司作詞。映画「玉割人ゆき」等、ハードな役どころと幼女のような声のギャップが
唄の怖さを増幅させる。
名曲「新小岩から亀戸へ」はニューアルバムでカバーさせていただいたのですが、
ほんとうに凄い詩の世界。(こちらは寺山さんではありません)
「鶯谷の喫茶店 山谷の街を歩いたわ 泣きながら朝を迎えた 十七の頃」
「赤羽、王子、池袋 アパート変えて店を変え 男を渡り歩いた 十八の頃」
「新大久保を抜け出して 蒲田のパチンコ屋の屋根裏で ひとりになった 四畳半 十九の春に」
番組のはじまりに唄わせていただきました。

根本さんと湯浅さんと鸚鵡ちゃんと。
韓国の「ミミシスターズ」の「ダイナマイト少女」にぶっとび、
森進一の唄う♪うさぎ 追いし かのやま〜♪にしみじみと聴き入り、
覚えきれないほど、ほかにもいっぱいいい曲がかかったあっというまの三時間。
ラスト近くにかかった伏見直樹さんの「十字架」は衝撃だった。
ペギー葉山さんの唄うあの有名な「ラノビア」と同じ曲とはおもえない
ぶっとんだ歌唱。〜わたしは知っている アヴェ マリア〜
一部は番組の企画会議とオーディション。
前回、ゲストで呼んでいただいたときに、おふたりの発する電波にすっかりヤラレテしまい、
アシスタントに志願していたところで、そのオーディションにも無事合格。
脳内麻薬が放出されっぱなしの夜でした。
アシスタントとして土曜の深夜、半蔵門に通います。

そのまま、深夜まで打ち上げ(のようなもの)
私を除く皆さんは前日もここにいたらしい。ギャランティーク和恵ちゃんのリサイタル帰りに。
和恵ちゃん本人も来てくれていて、みなさん玄人ばかりで、
ディープな噺が止まらず、酒も止まらず、深夜タクシーにて新宿まで。
なんだか中学生のときの深夜徘徊の気分で御座いました。「和恵、、、後は頼んだわヨー」

翌日、打ち上げにもご参加いただきましたトニー吉田先輩から素晴らしい贈り物がお店に
届いておりました!
「魅惑のムード・秘宝館 六枚組ボックスセット」
こんな素晴らしい箱を聴かずにいたなんて。。。
(存在しているのは知っていたけど持っていなかった。。。のをご親切に。。送って
いただいたことに感謝)
選曲・監修・解説を担当した吉田先輩いわく、「偶然だが、煩悩の数と同じ108曲」「ひとりひとり、背中を流す
ような気持ちで書いた」と。
解説も1曲に1ページ使い、ジャケ写もあり、丁寧に子悪魔たちそれぞれの出自も記され、愛を超えた恐ろしさすら感
じる。
アナーキーな団地妻白川和子さんの唄声が聴けて嬉しい。
ジャケットには団鬼六さんの表紙で知られる山本タカトさんの絵画。デザインは秘密博士ちゃん。

田口久美の唄う「めくるめく季節」ロマンポルノ「東京エマニエル夫人・個人教授」の主題歌。
この時間の陽射しとよく似合う。女優さんのうたう唄は、官能的だけど、うら淋しさもあり、かつアナーキーな匂い
も感じる。
夕方の西陽の射すひとときに繰り返し聴いているとヤバイくらいに中毒になってしまう素晴らしい箱。
逢う魔が時に聴きたい、美しくも可愛く、薄幸に見えてしたたかな女たちが唄う愛の聖書。
観音菩薩様。

番外編。
ふらり、訪れた阿佐ヶ谷の映画館にて。
「昭和元禄TOKYO106×年」謎のドキュメント風モノクロ映画と
「盛り場流れ唄・新宿の女」を続けて二本見る。
都電あとや西口やモザイク通り、新宿の盛り場がいっぱい映る。新宿が好き、というせりふが何
回も出てくる。川内広範原作のこれでもかというくらいの泥沼、波乱万丈でもりだくさんな内容。
このあとデリシャのハイヂちゃんと約束していたのだが、
ふと、久しぶりに「山路」にいこうかと思う。

「山路」のトイレには、なぜかまな板が二枚。
あいうえお、かいきけこ、、、がなぜか貼ってある。
歌謡曲を次から次へと爆音のものすごくいい音で聴く。
「ここまでいけば、芸術だと思うわよ」と久しぶりのよしこ様。
ちあきなおみの「普通じゃない」は山路で聞くとなおさら「普通じゃない」
山路おそるべし。
「ようこ、あんたあたしに何求めてんの?芸を求めてるんでしょ」
図星です。
「あたしは自然にいきたいの、流れがあるの」
と言いつつショータイムがはじまり、ひばりちゃんと林与一の「お島千太郎」
からマイケル・ジャクソンまでセクシーな舞を爆音で魅せてくださいました。
よしこさんには包丁がよく似合う。
ハイヂちゃんと入れ替わりに登場した永田さんもいつのまにかいなくなり、
気づいたら朝六時。
そうとう呑んでも山路では悪酔いはしない。
阿佐ヶ谷の母。山路のよしこ様。
性別を超えて、年齢を超えて、涙を超えて、時空を超えて、、、
懐かしさや郷愁が銀河系の果てからやってくる、、、、
「ようこー」とドデカイ声がスターロードにこだまする。
もう電車動いてるからね、、、
三年に一度の「山路」詣でが終わった。。
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